「風雲たけし城、最高だよね!」
アルジェリア出身のフランス人若者にそう話しかけられたのは、2006年の冬だった。
パリのモンマルトルという、小高い丘の上にある、サクレクール寺院の階段に腰掛けて、パリの街を眺めていた僕は、彼の突然の声に驚きを隠せなかった。
すみません笑 気取りw
さて、フランスの子供達は、日本のアニメを見て育つそうです。
ドラゴンボール、北斗の拳、アラレちゃん、セーラームーン、、、
日本のアニメ専門チャンネルがあるそうで、子供達は首ったけだそうです。
そんな中に、風雲たけし城もあったそうで。。。僕が子供の頃、風雲たけし城を観てたら母に叱られた覚えがあります。
「こんなの観てたらバカになるよ!」
笑
予想通り、バカになりましたw
また、日本の漫画コミック専門店がフランス国内の色々な街にあります。全てフランス語に訳されて、「ソムリエ」や「ワインの雫」なんかもありました。
毎年7月には、ジャパンフェスというのが開催され、15万人も動員があります。実際に行きましたがすごい人。。
だから、日本人の皆さんは、「海外の人は日本のことが好き」と誤解し、「日本のものが好きだろう」となるわけです。
もちろん、一部の人は本当に日本の全てを好きでいてくれて、漫画の中で出てくるカップラーメンとかどら焼きも愛してくれます。
しかししかし!
ほとんどのフランス人や欧米人は、世界地図で日本を指すことができません!!
日本食は好き。だけど、日本のことはよく知らないわ。という方が多数です。
そんな中、「日本の良いものを売ろう」とフランスにいらっしゃる方が多くいますが、壁に当たり、撤退することがほとんど。
なぜか。
「海外だから売れるだろう」というトリックにかかり、本質的な問いを忘れてしまっているからです。
「顧客は誰か」「誰の何をどう解決するのか」「競合は?」
ここをおさえれば、どんな国だろうと関係ありません。
それが、「海外」という幻想の靄が思考にかかり、なぜか大切な問いをすっ飛ばして進出してしまう。
みなさま、世界どこにいても、基本は一緒です。
そして、そこを怠らなければ、日本の品質は間違いなく、世界に通用します。
文具なんて最たるものです。
今日も良い一日を!
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