さて、引き続き海外起業しくじり日記3日目です。
MBAで日本企業の海外進出失敗例のケーススタディをし、グルノーブルフットでローカライズの難しさを体感したにも関わらず、意気揚々と進出した結果、一時撤退という憂き目になりました。。。残念。。
今回の失敗を分析すると、下記の通り。
①マーケティングが足りなかった。
②ファイナンスが足りなかった。
③自分が現地にいなかった。
心技体ですw マーケティング(技)がたりず、お金(体)が足りず、動く人(心)が足らなかった。
事業をやる上で一番大事なことは、心だと思います。情熱。
今回は、毎月1週間から2週間パリに滞在し現地スタッフの指導、営業活動をしました。これじゃ足りない。
やるからには1年から2年、現地に張り付いて自らやる必要があります!次回はそうします!
次に、マーケティング。
今回は日本企業向けのコワーキングプレイスという事業でした。
事前に現地調査や競合調査、市場の動向などをみて、コワーキング市場が黎明期だと判断しました。
一つ、課題というかやりきれなかったのはマネタイズのモデルです。
コワーキングは、衣食住の様な、解決されるべき強烈なニーズがありません。いわば、付加価値的な分野です。
それこそ、第三の場、という部分ですから、スターバックスも競合となります。
そこにどんなサービスを付加できるか、違いを作れるか、を思案した結果、日本企業向けとしましたが、そもそも、パリに進出したい企業がどれくらいいるのか、というのが抜けてしまった。恥ずかしながら根本的な部分です。。。
私見ですが、日本人・日本企業はグローバル化の潮流に、その必要性を敏感に感じ取れていません。
最後に、ファイナンスですが、その名の通り、予算規模がオプティミスティック(楽観的)すぎました。。
以上が簡単なアナライズです。これから進出する人は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
でも僕も一時的撤退だから!絶対に復活します!
それでは、今日も良い一日を!
企業成長・バックオフィスのことならパーカーズピースまでご相談下さい!